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株式会社アドは、兵庫県神戸市を中心に活動する土木会社であり、橋梁補修工事や推進工事を行い、地盤改良や兵庫県内の宅地造成工事にも幅広く対応している会社です。
橋梁補修工事では、さまざまな補修工法によって施工が行われています。
そこで今回のコラムでは、橋梁補修工事で行われている補修工法についてご紹介します。
コンクリート橋の補修工法
ここからは、コンクリート橋に適用されている工法についてご紹介します。
まずひび割れ補修工法は、補修完了後の塩化物・水分・酸素が侵入するのを抑制する工法として非常に適しています。
ひびが発生している部分にエポキシ樹脂などを注入したり、ひび割れ箇所をカットしてポリマーセメントなどを充填したりすることにより、劣化部分と一体化させることが可能です。
次に断面修復工法とは、粗骨材をあらかじめ型枠の中に詰め、その隙間にポリマーセメント系などのモルタルを注入し、充填してコンクリートをつくり、断面修復する工法です。
コンクリートの劣化・鋼材の腐食などによって損傷している断面部分を除去し、元の状態に戻します。
鋼橋の補修工法
ここからは、鋼橋にて適用されている補修・補強工法をご紹介します。
まず橋面防水工法とは、橋面から雨水などが侵入した場合、床版の内部に水が浸透しないようにする工法です。
雨水や塩化物イオンの影響を受けると、鋼材・床版の劣化が著しく進行してしまうため、床版の耐久性を向上させるために、橋面防水工法が必要になります。
そして上面増厚工法とは、床版・鉄筋補強鋼繊維補強コンクリートを打ち足す工法です。
既設コンクリートの表面を切削し、ブラスト処理を行った後に鋼繊維補強コンクリートを打設して増厚します。
床版の強度が向上する他、工期短縮や施工コストの縮減に優れています。
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